青森国スポ、一カ所に集めないのはなぜ? 会場が散らばる「分散」の地理で見えてくるもの
大きな全国大会なら、設備の整った一つの都市に競技を集めた方が便利そうです。ところが青森国スポの正式・特別競技の会場地は、県外も含めて24市町村。青森市だけではありません。地図を広げると、この「ばらばら」に見える配置は、偶然ではなく最初から考えられたものだと分かります。
地理おた部
2026.10.14
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月曜日の記事では、
「青森国スポなのに、なぜ馬術は山梨県?」
という話をしました。
青森県内で馬術の会場を探したものの、施設基準を満たす既存施設がなく、開催を希望する市町村も見つからなかった。
そこで県境を越えて、山梨県北杜市の既存施設を使うことになりました。
では今度は、青森県の中を見てみます。
ここにも気になることがあります。
なぜ競技を青森市に集めないのでしょう。
大きな大会なら、
大きな都市。
大きな体育館。
大きなスタジアム。
そこへ選手や観客を集めた方が効率がよさそうです。
ところが実際の会場は、かなり広がっています。
青森市。
弘前市。
八戸市。
十和田市。
三沢市。
むつ市。
西目屋村。
藤崎町。
六ヶ所村。
そして月曜日に見た山梨県北杜市や、飛込競技が行われる宮城県利府町。
正式競技・特別競技の会場地は、全部で24市町村です。
一見すると、
「どうしてこんなに分けたの?」
と思います。
でも、青森県が大会準備のかなり早い段階で決めた文書を読むと、答えがありました。
そもそも「分散する」のが方針だった
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続きは、2526文字あります。
- 青森市には、たしかに多くの競技が集まっている
- 会場を決めるのは、スタジアムの大きさだけではない
- 地図を見ると「競技ごとの場所」が見えてくる
- 「便利だから一か所」が最適とは限らない
- 分散すると、新しい問題も生まれる
- 「県内」という一言では、距離は分からない
- 大会の地図には、その地域の条件が表れる
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