あなたの町は「人口減・世帯増」? 国勢調査で5分で調べる「わが町の減り方」
月曜日は、日本全体で起きている不思議な変化を見ました。
2020年から2025年に、日本の人口は約309万7千人減少しました。ところが世帯数は約129万4千世帯増えています。
水曜日は、それを都道府県別に見ました。
人口が増えたのは東京都と沖縄県だけなのに、世帯数は32都府県で増加。大阪府では人口が約7万3千人減った一方、世帯は約17万2千増えていました。
では、もっと身近な場所ではどうでしょう。
今日は日本全体でも都道府県でもなく、自分が住んでいる市区町村を見てみます。
宮崎市も「人口減・世帯増」だった
まず、私の身近な宮崎市を見てみます。
2020年の人口は40万1339人でした。それが2025年には38万9588人となり、5年間で1万1751人減少しています。減少率は2.93%です。
では世帯数はどうでしょう。
2020年は18万4237世帯でしたが、2025年には18万6433世帯になりました。
人口は1万1751人減ったのに、世帯は2196世帯増えています。
大阪ほど大きな数字ではありませんが、起きていることは同じです。
人は減っている。でも暮らしの単位は増えている。
人口を世帯数で割ってみると、2020年は1世帯当たり約2.18人でした。それが2025年には約2.09人まで小さくなります。
つまり宮崎市でも、人口減少と同時に「一つの世帯の小規模化」が進んでいることが分かります。
「人口が減っている町」と聞くだけでは、この変化は見えてきません。
あなたの町は、どのタイプ?
ここからが今日の地理です。
自分の住んでいる市区町村について、二つの数字を調べます。
人口増減率と世帯増減率です。
この二つを見るだけで、町を大きく四つのタイプに分けられます。
① 人口も増え、世帯も増える
人そのものが増えている地域です。
② 人口は減るが、世帯は増える
大阪府や宮崎市のようなタイプです。人口減少よりも、世帯の小規模化の方が速く進んでいます。
③ 人口も減り、世帯も減る
人口減少が世帯数の減少にも表れている地域です。
④ 人口は増えるが、世帯は減る
理論上は考えられますが、かなり特殊な動きです。
まずは自分の町が、どこに入るのかを確かめてみましょう。
5分で「わが町の減り方」を調べる
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